décadence
つい先日、デカダンス(décadence)ってフレーズを見てデカダンスって何だろう?
と思い、調べると
退廃的、十九世紀末に起こった、芸術の一派。フランス象徴派の、極端に洗練された技巧を尊んだ芸術家の一派。転じて、病的な感受性を重んじ、唯美的で背徳的な傾向。
非社会的で、倦怠(けんたい)におぼれた生活をする
っていうフランス語だそう。
ふと思いつき、家にあるレコードの中から、ローリ・アンダーソンのアルバム”Big Science"
を探し聞いてたのをキッカケに懐かしくなり、昔よく聞いてたバンドの音楽を
聴き始めました。
そんな矢先にデカダンスと言う言葉に出会い、意味を知り、考えてみると
REBELなパンクも好きだけど、退廃的な音楽も昔から好きだな。と思い
そんな流れで今回は、デカダンスなアーティストを紹介しようと。
ローリエ・アンダーソンから音楽の話に入ったので、先ずは、ローリエの旦那である
ルーリード、そしてルーリード率いる”The Velvet Underground”
Vervet Undergroundについては、書きたいことが多すぎて一つの記事が出来そうなので
今回は省略します笑
Velvetの中でも私の一番のオススメのアルバムは1970年リリースのLoadedです。
Nicoが脱退、続いてルーリードと音楽性のぶつかり合いが激しすぎてジョン・ケイルも
脱退した後の、ルーリード色が強いアルバムです。
前作のホワイト・ライト/ホワイト・ヒートでは、ジョン・ケージの良さとルーリードの良さ
が交じり合っていて異色なアルバムとして面白みがあってこちらもオススメです。
Loadedに関してはジャケットの地下から昇るピンクの煙…地下に降りる階段の先は闇。
と怪しさ満点のアートワークも好きなポイントです笑
Velvetの歴史でみても、一番売れたアルバムなのだそう。
先月、10月27日でルーリードが亡くなってから丸2年が経ったのか〜と思うと
早いなー…。って気がします
続いてのアーティストは、Black Sabbth
1968年結成のイギリスのバンド。後に、ヘビーメタルなんかにも影響を及ぼしたバンド。
Black Sabbthと言えば、オジー・オズボーンってイメージがやっぱり強いです。
オススメしたい曲はたくさんありますが、その中での一番は1stアルバム
邦題”黒い安息日”ですかね。
1曲目の始まる際のイントロが雨音で始まり、鐘の音が鳴り響き…落雷の音、
そこに体の芯まで響くほどの重いベース音
サバスの曲でデカダンスって言葉がもっとも似合う一曲かと思います笑
U.Kつながりでお次は、"Joy Division"
1976年結成のバンドでポスト・パンクの代表
イアン・カーティスの書く内省的な歌詞が印象的で歌い方も独特な気だるさ(良い意味で)
がデカダンスだなと
1980年5月にカーティスが突然の自殺"Joy Division"としては、2枚のアルバムだけを残しし、解散することに。 その後、残されたメンバーで”New Order”を結成し、再スタート。
Joy Divisionと言えば…
やっぱり、"Unknown Pleasures"ですね。 このアートワークは、色んなブランドが
(特に日本のロックを根元としたブランド)がJoy Divisionへのオマージュとして
洋服のプリントに使っているのが印象的です。
この模様っていつみても計算されたバランスだな。と魅了されます。。
お次はアイルランドのバンド、”my bloody valentine”
サンプラー、エフェクターを駆使し独特の音楽を作るマイブラ
2ndアルバムLovelessをリリースしてから休止期間に入り、2007年に再始動。
(2枚のアルバムしか出ていない)
新曲は発表されてないですが、08年ここ日本でもフジロックに出演。
フジロックにマイブラを見に行ってた友達が未だに羨ましいー。。
そのフジロックの話を聞いていると、マイブラはよくライブでは爆音で演奏する。
と聞いたことが有ったのですが、確かに爆音で演奏していたそうです。
そんなマイブラのオススメは1stアルバム Isn't Anythingです。
ノイズバンドのような…オルタナティブロックのような…そんな感じのアルバムで、
エフェクターの使い方が実に特徴的。
デカダンスをテーマにアーティスト紹介をしてきましたが、まだまだオススメしたい
バンドがいるのでこちらも二部構成にします
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