ハッピーな気分にしてくれる不思議な洋服
ショップデザインは、建築家ユニットの”フューチャー・システムズ”が手掛けており
ショップに行かれたことがある方はご存知かと思いますが、ほとんどの直営店舗が曲線で
構成された什器に服が掛かり、遊び心が詰まっている空間演出になっています。
余談ですが、今回初めて、フューチャーシステムズの存在を知り
いろいろと調べているとCDG青山本店の建築も彼等が手掛けたそう!!
東京に行くとCDG青山の作りが好きで絶対に立ち寄るスポットです。
数年前のH&Mコラボは、MARNIにとって認知度の増加には絶大な効果が生まれたと
思います。
ただ、一つ残念なのは、MARNIと言うイタリアのラグジュアリーブランドの価値の低下にも
繋がるのでは?と思いました。
これは、マルタン・マルジェラや、最近ですと、バルマン等も同じことが言えると思います。
MARNIの一ファンとして、正直これは残念でなりませんでした。
認知度増加や、一時的な儲けを生み出すならこの方法は適正かと。ただ、
長い目で見たときに、それまでの既存のファンが
『こういう事をするブランドじゃ無かったのに』
『価値が落ちてしまった』
等と思われそれまでの顧客が離れる覚悟も必要なことでは?と言う、一種のギャンブルかと思います。
あくまで、個人的な見解なので真実はどうかはわかりませんが
そんな中でも、バレンタインにMARNIらしいテキスタイルがプリントを施した
ボックスにバレンタインチョコを入れリリースしたり(このBOXが未だに欲しい…)、
最近ではスターバックスとのコラボ商品をリリースしたりと、洋服という媒体での作品リリース以外にも、他ジャンルでも活躍しているMARNI
昨今、カフェとファッションはより密接な関係になりつつあります。
他のブランドもスタバコラボはリリースしていますが、こういった面白い企画は今後とも
期待しています。
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